CADって何ができる?

製造業で働いている方でも、CADではどんなことができるのか、きちんと把握していない人が少なくありません。特に実際に自分で図面を描くことがない管理職の方は、CADではどんなことができ、どんな可能性があるのか知りません。CADを導入していても、CADを100%活用できている会社はあまり多くないのが実情です。

CADでは複数のレイヤーを設定できます。外形線、寸法線、中心線、文字、ブロックなどでレイヤーを分けて描けば、部品図や組図をばらしたり組み合わせるときにとても便利です。また、寸法線や文字を消して印刷したいときや、部品を手早く入れ替えたいときにも、レイヤー分けが役に立ちます。

レイヤー分けを活用すると…

ところが、このレイヤーを分けて描く便利さを活用していない会社が多いんです。描くことに集中しすぎて、レイヤーを分けるのをうっかり忘れるケースも多々あります。特に長いこと手描きで図面を描いてきた人は、1枚の紙にすべて書き込む癖があるので、頭では分かっていても、レイヤー分けをなかなかうまく活用できません。

レイヤー分けは、同時に複数のトレーシングペーパーに図を描くようなものです。このため、図を平面でとらえているとちょっと扱いにくいかもしれません。けれど、一度レイヤー分けのコツをつかむと、部品の入れ替えや組図をばらすスピードが一気に加速します。もちろん、図面の修正速度も大幅に加速します。レイヤーを分けることで、描くときに必要な箇所だけに意識を集中できるので、製図ミスも減ります。

電気CADとは、電気設計のためにつくられたCADで、電気設計や製図を様々な角度からサポートして、正確に処理してくれます。